発達が気になる主に未就学児童に対し、発達を促すプログラムの提供を行っています。厚生労働省が提示するガイドラインに基づき、子どもが早期に課題に取り組める環境を整えています。
児童発達支援ガイドライン >
早期発見・早期療育
子どもたちは著しいスピードで日々成長・発達しています。アセスメントを通じて、一人ひとりの発達の課題を知り、早期に取り組むことで、より効果の高い発達支援療育が可能になります。厚生労働省が示す子どもの発達5領域に基づき、必要な支援を行います。
子どもの発達5領域
1健康・生活
健康状態の維持・改善、生活のリズムや生活習慣の形成、基本的生活スキルの獲得
2運動・感覚
姿勢と運動・動作の向上、姿勢と運動・動作の補助的手段の活用、保有する感覚の総合的な活用
3認知・行動
認知の発達と行動の習得、空間・時間、数等の概念形成の習得、対象や外部環境の適切な認知と適切な行動の習得
4言語・コミュニケーション
語の形成と活用、言語の受容及び表出、コミュニケーションの基礎的能力の向上、コミュニケーション手段の選択と活用
5人間関係・
社会性
他者との関わり(人間関係)の形成、自己の理解と行動の調整、仲間づくりと集団への参加
保護者の支援
発達障害は脳機能の発達のかたよりによって現れます。しかし、「育て方」「本人の努力不足」と誤解され、辛い思いをしている方も少なくありません。
子育ての悩み等に対する相談、子育ての後方支援にも力を入れていきます。
児童発達支援の成長事例
2歳 あみちゃん
初めての場所が苦手なため、親と離れて行動するのが難しく、人見知りも激しく、始めのうちは、泣いてばかりいました。名前を呼ばれても反応できなかったのが、声掛けに反応できるようになり、意思疎通が図れるようになってきたりしました。スタジオそらで覚えたことを家でもチャレンジしようとする姿が嬉しく、これからの成長もとても楽しみです。
3歳 たいがくん
一人遊びが大好きな息子に幼稚園や家庭では人とどのように接したらよいのか、それをどうすれば楽しく伝えることができるのか悩んでいました。療育中の子どもを待っている間は待合室のモニター視聴で子どもとの具体的な関わり方をみることができたことで、客観的に子どもの様子をみられるようになりました。またスタッフの方から家でもできそうな支援方法を教えてもらい、やってみようと前向きな気持ちになれました。(※モニター導入はスタジオによって異なります。)
5歳 あおいくん
何もない所で、よく転んだりしていました。また低緊張があるため、姿勢をまっすぐにして座ることが難しく、始めの頃は疲れてはすぐに床にごろごろと寝転がっていました。
スタッフみなさんの指導で、徐々に身体の力の入れ方も調節できるようになり、姿勢を保ちながら長く椅子に座れるようになりました。身体の使い方も上達していき、転びにくくなり、また、体力がつき疲れにくくなるなど本人の身体的な負担も軽減されるようになったことで他の活動や課題にも積極的に取り組むようになりました。
※当WEBサイトに掲載されている成長事例は個人の感想であり、その効果には個人差があります。