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写真やイラストを貼り付けて視覚補助をすることで、生活しやすくなる一例

おうち療育♪視覚補助表示「手洗い・収納」

2017.10.10

お片付けや手洗い…お家でどのように子どもに教えたら良いのか悩んでいるという声をよく聞きます。スタジオそらでできているって聞くけど…どのようにやっているのか?スタジオそらでは生活スキルの発達を促すために、様々な工夫をして活動をしています。

今回はスタジオそら品川戸越から、視覚からの情報を得るのが得意な子どもたちのための、視覚補助表示の例を2つ紹介します

「手洗いの手順」

鏡に手洗い手順を貼り付けることで手順を確認しながら手を洗う作業が簡単になります。

イラストと手洗いの手順を鏡に貼り付け、一つひとつ確認しながら手洗いを行います。初めはイラストと手順を一致させるため、お母さんと一緒に確認しながら行うと、理解しやすくなるでしょう。

ポイントは壁ではなく、鏡に貼り付けることです。

壁を見ようと頭を向けることと、手洗いをすること、同時に2つのことをしなければならず、子どもには少し難しい作業になってしまいます。鏡であれば、手洗い手順も自分の手も同時に目に入るので、手洗いがやりやすくなります。

 

 

「収納ボックス」

収納ボックスに視覚補助表示を設置し、わかりやすくしている。

どこに何を片付けたらいいか分からなくて、片付けが苦手だという子どもが実はたくさんいらっしゃいます。収納ボックスはどれも同じに見えていたとしたら…。何を収納していいかわからなくなってしまいますよね。

 

視覚収納ボックスに収めたいものを一目で分かるように、写真やイラスト、文字にして貼り付けます。視覚補助表示を見て、毎回改めて確認をしながら片付けができるので子どもにとっては非常に片付けがしやすくなるはずです。ぜひ試してください。

スタジオそら品川戸越

児童発達支援・放課後等デイサービスのスタジオそら品川戸越です。発達支援療育や、イベントなどの情報をお届けします。また、子どもたちの成長事例や作品など、活動の報告などを行います。

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