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言葉の意味を確認する子ども

スタジオそらで発見!可愛い・楽しい子どもたち ~人間なのにどうして?言葉の持つ役割編~

2020.07.13

 スタジオそらで発見!可愛い・楽しい子どもたちシリーズでは、スタジオそらの発達支援療育士が発見した子どもたちの可愛い・楽しいエピソードを紹介します。

 

スタジオそらには発達が気になる18歳未満のお子さんが通っています。エピソードは発達障害の特性によるものから、お子さん興味・得意なことなどからくるものまで、様々なものを集めています。

 

最近スタジオそらに通い始めた5歳の男の子のエピソード

 「こんにちは!」と元気よく来所してきたAくん、スタジオそらに着いたらまず手洗いと運動の準備を行います。活動が始まるまで時間があったので、先生たちとお話がしたくなって事務室まで行きました。

 

事務室には数名の先生がいましたが、Aくんの活動担当になったことのない先生がいたので興味津々!

 

その日の担当の先生と一緒に「何先生ですか?」とドキドキしながら質問しました。

 

「こんにちは、みどり先生です!」と先生が元気よく自己紹介すると「どうして人間なのにみどりなの?」と不思議そうにしているAくん。

 

その場にいた先生たちはAくんの言葉の意味を考え、そして「なるほど!」と事務室に笑顔が溢れました。

 

「先生は“みどり”っていうお名前なんだよ」と伝えると納得した表情のAくん。お話を終えた後は笑顔で事務室を後にしました。

 

普段気にしていない言葉の意味を意識させてもらって、ほっこり♪

 Aくんにとって「みどり」は「色」を指す言葉ですが、「人間」に対して使っていることに疑問に感じたようです。私たちは普段使用する場面や状況から無意識に言葉の意味・役割を推測していますが、子どもたちにとっては不思議に感じることが沢山あることを再認識した瞬間でした。

 

 それからも「どうしてこれは○○なの?」のと毎日気になることがいっぱいのAくん。答える先生も「これはね…」と頭をフル回転させながら答えています。発達支援療育士も一緒に日々成長させてもらっています。

 

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スタジオそら東中野

児童発達支援・放課後等デイサービスのスタジオそら東中野です。発達支援療育や、イベントなどの情報をお届けします。また、子どもたちの成長事例や作品など、活動の報告などを行います。

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