水族館がやってきた！？スタジオそら幡ヶ谷イベントをご紹介

　夏休み・冬休みなどの長期休暇期間中や祝日など、スタジオそらではニーズに合わせた様々なイベントを企画しています。今回はスタジオそら幡ヶ谷で行った、移動水族館のイベントを紹介します。

　スタジオそら幡ヶ谷では夏休みに葛西臨海水族園の移動水族館を利用し、スタジオで「水族館がやってきた！」というイベントを実施しました。

水族園の方が熱帯魚や磯の生き物、魚の皮や歯の標本を持ってきてくださり、スタジオの中で飼育員の方から説明を聞きながら魚を観賞をします。

　子どもたちは水族館に変身したスタジオに入ってくるなり興味深々。目は水槽に釘づけです！好きな魚を観たり、飼育員さんの説明を聞きながら虫眼鏡で魚を観察したり、「どうやって動くんですか？」など疑問に思ったことを質問していました。

魚にはあまり興味を示したことがなかったお子さんも、本物の水族館以上に近くで観れる魚たちを楽しそうに観ていました。

また、スタジオそらで用意したプリントを使用して、じっくり魚を観察しながら絵を描いたり、飼育員さんに質問しながらワークを完成させるなど、思いおもいの方法でスタジオそら幡ヶ谷の水族館を満喫していました。

　フィードバックで保護者の方に室内に入ってもらうと「へぇ～すごーい！」とみなさん興味津々でした。お子さんも再度一緒に観たり、保護者の方がお子さんに質問したりと、コミュニケーションのきっかけになっていました。

　後日談ですが、イベントに参加した数人に「どの魚が一番良かった？」と聞くと、高確率で「ウニ！」と答えていました。ニモのモデルであるカクレクマノミや存在感抜群のハリセンボンがいた中で、ウニが人気あるとは意外でしたが、ウニの見慣れない形が印象に残ったようで、本当によく観察していたんだなぁと関心してしまいました。

　このようにスタッフも、子どもたちが思わぬ興味を示したり、集中して魚を観る様子に、普段の個別療育では観れない一面を知ることができました。

何より魚を夢中で観る姿をみて、スタッフも子どもも保護者の方も、笑顔溢れるイベントになりました。