発達支援療育の実例と保護者の声⑥
2019.07.09スタジオそら東中野に通所されているお子さまの課題や、スタジオそら東中野で行っている発達支援療育、さらに療育を受けてからのお子さまの変化などをお伝えします。
保護者が感じていた子どもの課題
健診で言葉が遅いことから成長相談を行いました。
言葉以外では、つま先歩きやぐにゃぐにゃ歩くなどの歩き方、走るときに足がもつれて転びやすいこと、反応が薄く目線が合いにくいこと、ボールを投げが全くできないこと、ジャンプができないなどの課題がありました。心理士さんに相談し運動系の療育を提案され、スタジオそらの通所をスタートしました。 (保護者さまコメント)
スタジオそらのプログラム例(通所開始時)
・しっぽとり(見続けて追う)
・ジャンプ(技能習得)
・ボール投げ(興味→技能習得) などのプログラムを提供しました。
1回の療育で3つ程度のプログラムを組み合わせ提供しています。
歩く・走るを含むプログラムを多く取り入れ、正しい身体の使い方を習得できるように発達支援療育を組み立てました。また発達支援療育士を目で追うことや、コミュニケーションができる遊びを少しずつ取り入れ、楽しみながら学べる環境を整えました。
スタジオそらに通ってからのお子さまの変化
通所を重ねるごとにどんどん成長を感じていて、上記の課題は通所から半年で全て向上しました。座り続けたり、待つことが出来るようになりました。
スタジオそらでできるようになった「気を付け→ありがとうございました」の挨拶の流れが他の場所でもできるようになりました。
ジャンプやボールなどの粗大運動も興味がでてきて、家でも行うようになりました。
(保護者様コメント)
スタジオそらで設定している現在の支援目標
発達支援療育士に名前を呼ばれ、質問をされた時に目を見続けて返答すること。
また、見通しを立てて活動に45分間取り組むことが出来るようになったので、コミュニケーションの幅を広げることを目標にしています。
スタジオそらの現在のプログラム例
・いすとりゲーム(音を聞いて行動)
・ボールキック(バランス→蹴る)
・だるまさんがころんだ(ルール)
ルールのある遊びをプログラムに取り入れ、療育士と言葉によるコミュニケーションをとる時間を設けています。コミュニケーションの中でお子さまに対し質問をし、目を見て返答ができるようプロンプトを交えながら促します。
スタジオそらは多様な環境・内容で発達にアプローチすることが重要だと考えています。子どもたちの興味を引き出し、可能性を広げ、一人ひとりにあった発達支援療育を行っています。