スタジオそら大岡山の人気のプログラムを紹介!
2021.02.08スタジオそらでは、お子さまの興味や課題に応じてプログラムの組み立てを行っています。今回はスタジオそら大岡山で子どもたちに人気のプログラムを紹介します。
ドーナツ・オン・ドーナツを使った療育プログラム
スタジオそら大岡山には4歳~5歳のお子さまに人気の高い“ドーナツ・オン・ドーナツ”というおもちゃがあります。
ドーナツ・オン・ドーナツは、小さなドーナツと小さなトングを使い、順番に崩れないようにドーナツを積んでいく遊びができるおもちゃです。
微細運動のプログラムとして行う場合は、この遊びの中のドーナツをつかむ・ドーナツを積むという部分を意識して行います。発達段階によって、指やトング、お箸などのものを使うルールを加え、遊びを行います。
指でできるようになったらトング、トングでできるようになったらお箸など、遊びの中で力の入れ方や道具の持ち方を学んでいくことができます。
また、ドーナツには形の大小があるため、「あと少しでできそう」といった場合には大きいものでチャレンジしたり、「もう少し細かい動きもできるようになってほしい」といった場合には小さいものでチャレンジをしたり、細かな難易度調整も可能です。
言語・コミュニケーションのプログラムとして行う場合は、順番を待つという部分や崩れないよう応援する、崩れてもたのしいということを意識して行います。
また、このおもちゃを利用して、お買い物ごっこをすることもあります。本物のドーナツそっくりなデザインなので、ドーナツ屋さんごっこでは「~ください」「どうぞ」「ありがとう」のやり取りや言語表出を促すことができます。
ドーナツ・オン・ドーナツを使用する際のポイント
小さいサイズのおもちゃなので、発達段階によっては誤飲が起こらないように注意が必要です。特にイメージすることや想像力が発達過程にあるお子さんは、おもちゃのドーナツであることを理解することが難しい場合があるため、食べるフリだと思ったらそのまま口に含んでしまうこともあります。ご家庭で行う際は「このおもちゃは大人と一緒に遊ぶ」などのルールを作ることをおすすめします。