スタジオそら北沢スタッフの発達支援療育への想い
2023.09.11「子どもたちのために。以上。」を理念に掲げ、日々子どもたちのことを考え、寄り添いながら発達支援療育を行うスタジオそら。今回はスタジオそら北沢で発達支援療育を行うスタッフに、療育に対する想いを聞きました。
発達支援療育士として大切にしていることは何ですか?
お子さんの気持ちを察しすぎず、その都度本人に口にしてもらうことです。癇癪を起こしやすいお子さんも発語が少ないお子さんも、要求を言葉にすることは他者とのコミュニケーションにおいて大きな一歩であり、自立支援の面で必要だと考えています。
お子さんの成長を感じるのはどんな場面ですか?
他者を意識するようになったと感じる時に成長を感じることが多いです。目が合う、友達におもちゃを譲るなど、発達段階によって意識のレベルも様々ですが、すぐできるようになるものではないからこそ、ふとした瞬間にそうした場面が出ると成長を感じます。
スタジオそらで働いていて、一番嬉しかった出来事は何ですか?
学校の体力測定に向けて1ヶ月間シャトルランの練習をしていたお子さんが、「4回もできた」と来所時に笑顔で報告してくれたことです。昨年度は苦手意識から参加できなかったと伺っていたので、チャレンジしようと思ってくれたことがとても嬉しかったです。
目標にしている発達支援療育士はいますか?
「もう1回」を引き出せる先輩を目標としています。説明や褒め方、もっと上手になるためのアドバイスが的確だからこそ、子どもに「次はできるかもしれない」と思ってもらえるのだと思うので、私もそういった関わり方をしていきたいと思っています。
立案して好評だったプログラムやイベントは何ですか?
小集団のイベントで実施したパズル集めのプログラムが好評でした。ピースを集める係・パズルを完成させる係と、子ども同士で自然と役割分担したり協力したりする場面が作れるため、フィードバック時に保護者から関わり合ってできる遊びと評価していただきました。