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モルックの写真

本物に触れる!スタジオそら用賀のモルックイベントをご紹介

2024.03.11

スタジオそら用賀では普段なじみのないスポーツに挑戦し、興味の幅を広げてほしいという思いからモルックイベントを開催しました。

モルックはフィンランド発祥のスポーツで、1〜12までの数字が書かれた木製のピンを、モルックと呼ばれる木の棒を投げて倒し、得点を競うスポーツです。ピンが1本だけ倒れた場合は、ピンに書かれた数字が点数となり、複数本倒れた場合は、倒れた本数が点数となります。

今回は、モルックの公式ルールをアレンジし、どんなお子さんでも楽しめるよう工夫しました。公式ルールでは50点ちょうどを目指し、50点を超えてしまうと25点から再び50点を目指すというルールですが、ゴールを30点とし、超えた時に戻る点数を15点に決めて、試合を何回か行えるようにしました。

また、負けることが苦手なお子さんは、対戦は行わずお友だちと協力して30点を超えることを目指そう!というルールで行いました。

モルックイベントに参加したお子さんの様子は…

 参加したほとんどのお子さんがモルックが初めてで、「学校の体育でやったことないからなぁ…」とつぶやくお子さんもいましたが、本物のモルックを目の前にすると興味津々!

 

まずは練習をして木の感触を味わったり、投げる感覚を掴みました。

 

みんな初めてのモルックにも関わらず、一気にたくさんピンを倒したり、1本ねらいでピンを倒したり、センス抜群!

 

いざ試合では数字の書かれたピンが倒れるとみんな嬉しそう!

 

点数が積み重なるたびにみんなで盛り上がったり、30点ちょうどにするためにどのピンを倒せばいいのか作戦を立てたり、他のお友だちにアドバイスをする姿などがありました。

 

30点でゴールできるとジャンプして喜ぶ姿や、お友だちとハイタッチをする姿など思い思いに喜んでいました。負けても「もう一回やりたい!」「いい試合だった!」と相手チームに拍手を送る姿もありました。

仲間と協力する姿に成長を感じました

 初めてのモルックイベントでしたが、予想以上にお子さんたちがモルックに興味を示してくれて嬉しかったです。

 

モルックを楽しむ以外にも、投げる順番を決める話し合いでは、話し合いが苦手なお子さんが率先してリーダーを務める姿がありました。このように意図しないところで成長を感じられるのもイベントの良さだと感じました。

 

 保護者の方々からも、本物のモルックを使用した事に興味を持っていただき、ご好評いただきました。普段触れる機会がない本物の道具を、実際のルールに近い形で行ったことで、お子さんも興味を持って取り組めたのではないかと思います。

スタジオそら用賀

児童発達支援・放課後等デイサービスのスタジオそら用賀です。発達支援療育や、イベントなどの情報をお届けします。また、子どもたちの成長事例や作品など、活動の報告などを行います。

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