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熱中症とは、 高温・多湿の中で仕事や運動をしたために起こる身体の異常の総称です。子どもの熱中症の予防や対処方法などをまとめます。

子どもの熱中症にご注意を!熱中症の症状や熱中症予防方法をまとめます。

2019.07.09

間もなく気温が上がり、熱中症に注意をしなければいけない時期がやってきます。日々の生活の中でもお子さまの様子をしっかり観察し、くれぐれも熱中症にはご注意下さい。

 

熱中症とは?

 高温・多湿の中で仕事や運動をしたために起こる身体の異常の総称です。通常、体温が上昇すると体温調節反応として発汗したり、皮膚に血液を集めたりして熱を放散します。熱中症はその体温調節反応が正常に行えずに、身体に熱がたまることで発症します。

 

熱中症の主な症状

・めまい

・顔のほてり

・筋肉の痙攣

・筋肉痛

・だるさ

・吐き気

・異常な汗

・体温が高い

・皮膚が熱い

・反応が鈍い

・まっすぐ歩けない

・自分で水分補給ができない などが主な症状です。

 

熱中症予防のために出来ること

・気温、湿度、暑さ指数(WBGT)を確認し、その日のスケジュールを決める。

 各地の暑さ指数(WBGT)については、毎日環境省HPで更新されています。

 

・室内では空調をつける

 外出時の熱中症に目が行きがちですが、室内でも熱中症になることがあります。

 体調を崩す前に空調で熱中症を予防しましょう。

 

・外では直射日光を避ける。

 

・すぐに水分補給ができるように持ち歩く。

 

・身体を動かしたり遊ぶ前に予め水分をとっておく。

 

・こまめに休憩をとる。

 

・日頃から飲水行動を学習させておく。

 遊びに夢中になると水分補給を忘れてしまうことがあります。

 日頃から飲水行動を学んでおくことで水分補給をスムーズに促すことができます。

 

・顔色や汗のかき方を観察する。

 

万が一熱中症になってしまった時の対処法

・意識がない場合はすぐに119番通報をする。

 

・涼しい場所に移動する。

 

・衣類を脱がし、体を冷やして体温を下げる。

 首、脇、ふともものつけねが効果的です。

 

・塩分や水分をとる。

 嘔吐や意識のないときは控えるようにしてください。

 

・症状が回復しない、水分補給ができないときは119番通報もしくは医療機関へ搬送する。

 

<引用・参考文献>

JAPAN SPORT COUNCIL(日本スポーツ振興センター)

https://www.jpnsport.go.jp/anzen/default.aspx?tabid=114

 

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