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夏に外を駆け回る子ども

夏本番!想い出がいっぱい残る夏休みのヒント

2017.07.10

夏休み、子どもとどのように過ごしますか?「自主性を育てる、考えながら学ぶ」をテーマに、スタジオそらから夏の過ごし方をご提案します。

家庭の中で自主的に行動する機会を作ることが大切です。

まず、生活のリズムを崩さないことが大切、起床・就寝時間はしっかり守るよう心がけたいものです。特に幼稚園や学校に通っている子どもは、夏休みになるので、いつもの規則正しい生活リズムが崩れがちです。手製のカレンダーや時間割を作って、親子で予定を考えるのも楽しい作業になるかもしれません。

 

また、夜更かしをしないよう注意して、朝夕の涼しい時間に散歩をする、簡単なお手伝いをしてもらうなど、習慣をつけるのも一案です。例えば、プランターの植物への水やり、ベランダや庭先・玄関先の水まき、洗濯物を一緒にたたむなど、子ども自身がすすんで、簡単な家事のお手伝いに参加しているという意識を持てるよう、ご家庭で考えてみてはいかがでしょう?

 

“ママのお手伝いができた”という達成感は、成長の過程でとても重要な体験になるのでは・・・と思います。日常の中で、子どもと一緒に行動することを、意識して過ごすと、自然に子どもと向き合い、会話のきっかけや機会が、たくさん生まれるのではないでしょうか。

自然に触れて考えながら遊ぶことを体験できるプレーパーク

プレーパークはヨーロッパが発祥といわれ、子どもたちが「自分の責任」で自由に遊べる場所です。子どもにとって自然の中で遊ぶのはいろいろな面でプラス要素になります。身体で風を感じたり、鳥の声を聴いたり、小さな虫を見つけたり…。子どもをたくさんの思いがけない発見をするものです。一般の公園では見られない手作りの遊具や、木の枝に吊るされたブランコ。巨大な木製の滑り台やターザンロープなどが自然の中に点在するプレーパークは禁止事項も少なく、いま全国で広がりを見せています。

 

プレーパークにはプレーワーカー(プレーリーダー)という常駐のスタッフがいて、子どもたちが自主性を持って、自由に遊ぶ環境を作っています。子どもたちに直接声をかけて、遊びの幅が広がるよう援助したり、遊びのテーマを考えるなど、方向性を決めるアイディアを出すのもプレーワーカーの役割です。

挑戦する気持ちを育てるのに役立つと利用者の声も

また、身体を動かす遊びだけでなく、プレーワーカーの指導で、マッチを使って新聞紙に火をつけて焚き火をしたり、カナヅチを使って工作するなど、普段は「危ないからやめなさい」と叱られるような体験にも、子どもたちは楽しんで挑戦しています。

 

好奇心と冒険心を満たす遊び場は、子どもに自信や勇気を与えてくれると、利用者の声も届いています。日本最初のプレーパークは「羽根木プレーパーク」ですが、都内近郊にも多数のプレーパークが運営されています。一度、ご家族で体験してみてはいかがでしょう。「都内近郊のプレーパーク」で検索できます。

スタジオそら事務局

スタジオそらの事務局です。スタジオそらからのお知らせや、旬なニュース、子育てに役立つ情報などワクワクする情報をお届けします。

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