スタジオそらで発見!可愛い・楽しい子どもたち ~七夕の願い事編~
2022.07.11スタジオそらで発見!可愛い・楽しい子どもたちシリーズでは、スタジオそらの発達支援療育士が発見した子どもたちの可愛い・楽しいエピソードを紹介します。
スタジオそらには発達が気になる18歳未満のお子さんが通っています。エピソードは発達障害の特性によるものから、お子さん興味・得意なことなどからくるものまで、様々なものを集めています。
七夕の短冊を作る工作をおこなっていたときの出来事
七夕の工作では、画用紙やおりがみ、シールやテープを使ってオリジナルの短冊を作りました。子どもによっては好きなキャラクターを切り取って貼り付けたり、好きな柄のマスキングテープを何重にも重ねて貼ったり、とても個性的な作品が沢山できました。
短冊が完成した後に、「作った短冊に何でも好きな願い事を書いてみよう」と伝えると、何を書いていいのか分からず考え込むお子さまがいました。
「大きくなったらなりたいものとか欲しいものとかない?」と聞くと「欲しいもの何でもいいの?」と確認するように聞き返していました。
「何でもいいんだよ」と答えると真剣な表情で考え、意を決して「決まった!」と言うので、何にしたのか聞いてみると「クリスマスにおもちゃがもらえますように」と教えてくれました。
季節を問わずサンタさんへの期待が高いことと、サンタさんがプレゼントをくれた過去の出来事をしっかり覚えていることに驚かされました。
大きな願いではなく身近なものを願う純粋さ
大人目線では「願い事」と聞かれたときには数年先の未来を想像してしまいがちですが、身近なお願いが一番叶えたいお願いというのが純粋でとても可愛いらしく感じました。
織姫と彦星からサンタさんへ、クリスマスにはプレゼントを届けてくれるようお願いしてくれたのではないかと思います。