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スタジオそら鷺沼の人気のプログラムを紹介!

2023.03.13

スタジオそらでは、お子さまの興味や課題に応じてプログラムの組み立てを行っています。今回はスタジオそら鷺沼で子どもたちに人気のプログラムを紹介します。

 

スプーンの練習も楽しく!もぐもぐ食べさせ遊び

幼児期のお子様で、スプーンやフォークを上手に持てず、食べこぼしや手を使って食べてしまうなど、悩まれる保護者の方も多くいらっしゃいます。

スタジオそら鷺沼では、手作りの補助具を使用しながら、スプーンの練習を「食べさせ遊び」の中で楽しく取り入れています。

【用意するもの】

・口の部分を切り抜いた、お顔のイラスト

・半分に切った透明ペットボトル

・お皿・スプーン

・スプーンですくえる、食材に見立てたもの

普段の食事の場面では「練習」となってしまい、なかなかスプーンを持ってくれないお子さんも、食べさせ遊びの中だと「遊び」として楽しく取り組んでくれます。

「いただきます!」「はい、あーん、トマトだよ!」「もぐもぐ、美味しい!」「もう1個食べたいな」

など、先生が声をかけたり、おままごとのようにやり取りを楽しむ姿も見られます。

イラストのお顔の下は透明なペットボトルで中が見えるため、お口にスプーンを入れる様子や食べ物に見立てた物が落ちていく様子を楽しそうに眺めている子どもたち。

「もう1回やる~!」という声が良く聞こえてきます。

 

スタジオでは男の子・女の子の顔のイラストを使用していますが、お子さんの好きな動物やキャラクターのイラストの口の部分を切り抜いて道具を作ったり、色んな種類の食材を作ってみるのもバリエーションが広がって楽しく取り組めます。

 

また、3本の指で正しくスプーンを持てるよう、スタジオでは手作りの補助具を使用しています。お家でも作れるものなので、ぜひ参考にしてみてください。

この補助具の特徴は、スプーンの柄から斜め下にグリップが伸びていることです。グリップを中指、薬指、小指で握ることで3指持ちに近い状態で持つことができます。特に、使わない指(薬指と小指)を握るように曲げておくことが重要です。

【作り方と材料】

・お湯でやわらくなるプラスチック粘土

(手芸店やホームセンター、100円ショップでも売られています)

①お子さまの手の大きさに合ったスプーンを選びましょう。

②「お湯でやわらかくなるプラスチック粘土」をお湯につけ、やわらかくします。

③やわらかくなった粘土の水気を拭き、スプーンの持ち手に巻き付けて、親指・人差し指・中指で持ち、他の指は軽く握れるグリップの形に作ります。

※注意点

お水に浸けるとその形状を記憶し、お湯に浸けると柔らかくなるので、微調整しながら形を形成していきます。かなり熱めのお湯で作るので、くれぐれも作業には気をつけましょう。

 

全身運動も大切です!

食事は、毎日行なわれる日常生活動作です。

食事をするには、姿勢を保持したり腕を支えたりする全身の力も必要です。

反対の手でお皿を支える協調運動も必要になります。手指操作だけではない全身運動も取り入れましょう。

食事だけに目を向けず、お外遊びでいっぱい体を動かして遊ぶことも有効です。

そして、普段使いの食具に少しの工夫を施すことでお子さまの「おいしい!」の笑顔が増えることを願っています。

スタジオそら鷺沼

児童発達支援のスタジオそら鷺沼です。発達支援療育や、イベントなどの情報をお届けします。また、子どもたちの成長事例や作品など、活動の報告などを行います。

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