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発達障害療育研究所の業務実績

発達障害療育研究所・研究員として働きませんか?③業務実績「学会での講演活動」

2023.12.25

 発達障害療育研究所(以下、研究所)では、アース・キッズ株式会社の企業理念である「子どもたちのために、以上。」に共感し、スタジオそらの現場スタッフとともに学び合う気持ちを持つ研究員を募集しています。
本記事では、研究員としてのお仕事のなかで出会った出来事をご紹介いたします。

募集の条件や内容については、採用ページをぜひご確認ください。

発達障害療育研究所としての心構え

 研究員としてのやりがいは、「お子さんや保護者の方の笑顔のために活動すること」「療育に携わる現場スタッフの困りごとを解消すること」「発達障害や支援についての正しい知識を世の中に発信し、理解を広めていくこと」です。

 近年、子育てや育児、保育、教育の情報は、本やテレビ、インターネットなどによって、社会に発信されています。「こうすると良い!」「このようにしましょう」という情報は、有効性が高いとして紹介されているものがたくさんありますが、現実的にはそれを行うことが難しかったり、頑張っても上手くいかなかったりすると、不安な気持ちやネガティブな気持ちをもってしまうこともあるかもしれません。

 私たち研究所では、保護者の方の声、現場で働く発達支援療育士🄬の声を聴くことで、「実際にはこんな風に大変だよね」「こんなとき、みんな困っちゃうよね」といった共感を大切にしています。その上で、子どもの「行動」を理解する【応用行動分析(ABA)】の考え方をベースに、適切な理解や対応を提供することを心がけています。また、このような理論と、現場の実践を繰り返しながら、スタジオそらメソッドを構築しています。

スタジオそらの療育メソッドを学会で発表!@市民公開講座

 2023年7月30日に開催された、日本ストレスマネジメント学会第21回大会の市民公開講座にて、研究所顧問の桜美林大学小関准教授と研究員が講師を担当し、「『行動』に着目した子育てのポイントと家庭でできる子ども支援 未就学~中学生の子どもをもつ保護者と支援者に向けて」の講演を行いました。

 本講座は、子育てのポイントをエビデンスに基づいてご紹介するとともに、ご家庭で実践できるプログラムをロールプレイにてご紹介しました。ロールプレイは、現場で活躍する発達支援療育士®に協力してもらい、保護者役・子ども役に分かれて演じることで実際のイメージを持ちやすくなるよう工夫しました。また、それぞれのプログラムにおいて、導入として日常生活でよくある困りごとを「こんなことありませんか?」と題して例を演じ、解決に役立つプログラムをご紹介しました。プログラムの紹介では、スタジオそらが大切にしている「楽しい!」が伝わるように、生き生きと表現してくれました。

 【わかりやすくイメージできるように伝えること】【共感性を大切にすること】を重視した講座は、研究所が大切にしていることです。そのため、ご参加いただいた方から「とてもわかりやすかったです」「やってみたいと思いました」とご好評いただいた際には、そらメソッドが届いたことの喜びと、発信することの責任感を改めて感じました。

 本講座を実施するにあたり、舞台裏として、研究所顧問の監修、ロールプレイを演じる発達障害療育士🄬との綿密な準備、小道具を作ってくれた現場スタッフ、情報発信のための広報スタッフ、当日応援にかけつけてくれた社員など、さまざまな協力者によって実施することができました。

また、講座の案内ポスターをスタジオそらの全スタジオに掲示したところ、写真を見て「〇〇先生だ!」と子どもたちが嬉しそうに声をかけてくれたり、保護者からお声がけをいただいたりすることもありました。

今後も研究員として、「子どもたちのために」そして「子どもたちに関わるすべての人のために」活動していきたいと思います。

 

発達障害療育研究所・研究員募集!

 アース・キッズ株式会社 発達障害療育研究所では、一緒に働く仲間(研究員)を募集しています。ご興味がある方は、ぜひ一度、募集の条件や内容については、採用ページをぜひご確認ください。
みなさまのご応募、お待ちしております!

発達障害療育研究所

スタジオそらに所属する言語学博士、言語聴覚士、臨床心理士など、様々な分野の専門家が集まる研究所です。発達障害を中心に、関連の情報を分かりやすく解説します。

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