ご紹介/障害者施設で作られた雑貨の専門店“マジェルカ”のシャッターアートプロジェクトを紹介!
2021.01.11(この記事は、外部団体・企業で行われる取り組みのご紹介となります。内容の詳細についてのお問合せは、下部に記載する団体・企業へご連絡ください。)
東京武蔵野市にある就労継続支援A型事業所“マジェルカ”は、障害のある方々が作る雑貨専門のセレクトショップです。(マジェルカについてはこちら)
マジェルカはコロナ禍を乗り切り、事業を継続・発展させていく手段として、非営利の一般社団法人を設立しファンドレイズ(会員集め・寄付集め)を開始されました。
その内容がとてもユニークなものでしたので、ご紹介させていただきます。
あなたの顔が、吉祥寺の顔に?店舗シャッターラッピングの特典
1月31日までの期間中、30名限定で5万円以上の寄付者の顔を、吉祥寺にあるマジェルカ店舗のシャッターにイラストとしてデザインしてもらうことができます。
寄付者自身がキャラクターとなって、ポップで愉快なアートの中に登場…考えただけでもわくわくする特典ですね。
お店が開いている11時~19時以外は、シャッターが降りているので見ることができますし、寄付したらそれで終了ではなく、シャッターアートの似顔絵としていつまでもそのお店を見守ることができます。
もし似顔絵が苦手な場合は、好きな動物などをリクエストすることも可能だそうです。
(寄付についてはこちらから https://www.majerca.com/supporter/)
イラストを手がけるのは横溝さやかさん
イラストを描くのは平塚市の福祉施設StudioCoocaに所属する横溝さやかさん。知的障害と自閉症を抱えるアーティストです。人や動物をデフォルメし、細かく丁寧に書き込まれ、賑やかで可愛らしいイラストを描かれます。
スポーツ庁の障害者スポーツ団体支援企業認定ロゴマークに採用されたり、文部科学省の障害者生涯教育のスペシャルサポート大使に就任する等、実力派の人気アーティストだそうです。
寄付=店舗の手助け+障害者アート=福祉業界への貢献へ
今、コロナ禍で様々な店舗・事業が窮地に立たされています。
「当たり前に受けられるサービス」であるはずの福祉も、例外ではありません。
今回ご紹介した“マジェルカ”は、障害のある方が働く就労継続支援A型事業所として営業する、障害のある方々が作る雑貨を専門に扱う店舗です。もし店舗がなくなってしまったら…、福祉業界にとって大きな損失と言えそうです。
寄付をしたいとお考えの方は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
マジェルカサポーター募集ページ(寄付はこちらから):
https://www.majerca.com/supporter/
シャッターアートプロジェクト:
(※シャッターアート希望は1月31日〆切)
一般社団法人マジェルカ
「障害のある方々をもっと身近に感じられる社会に。障害のある方々の力をもっと多くの人が知る事ができる世の中に。」というビジョンのもと、日本全国の福祉施設で障害者が制作した製品を販売。作業所製品と市場を結び、製品の価値に見合った正当な価格で流通させる「ウェルフェアトレード(※)」を目指す。
同時に、就労継続支援A型事業所として、障害を持つ方々自身が働く喜びを知り、能力を発揮する機会を提供している。
※ウェルフェアトレードとは福祉(Welfare)のフェアトレード(Fairtrade)を意味する