ご紹介/発達障害やダウン症の子のための「もしも」の備え。ぜんちのあんしん保険
2019.12.09(この記事は、外部団体・企業で行われる取り組みのご紹介となります。内容の詳細についてのお問合せは、下部に記載する団体・企業へご連絡ください。)
お子さんをお持ちの保護者さんは一度はお子さんの怪我や事故、トラブルにヒヤッとしたことがあるのではないでしょうか。怪我をしてしまっても安心して治療を受けたり、トラブル解決のための対応を行ったりできるよう、保険に入る方もいらっしゃると思います。
しかしながら保険会社によっては、障害があることが分かると「今回限り、次回からは保険金のお支払いはできません。」と断られたということも少なくないと言えます。
そんな中、ぜんち共済株式会社の前身である全国知的障害者共済会は、障害を理由に保険に加入できなかった方々の保障を守るため、相互扶助の精神に基づき安心して受けられる福利厚生制度を行うために発足したそうです。そのためぜんちのあんしん保険・こども傷害保険では障害特性としっかり向き合い、障害特性ゆえのトラブルもサポートしてくれます。
今回はぜんちのあんしん保険・こども傷害保険(ぜんち共済株式会社 HP:https://z-kyosai.com/)についてご紹介いたします。
例えばこんなことはありませんか?
「急な呼びかけに驚いて、友達を突き飛ばして怪我をさせてしまった」
「友達の眼鏡を落として破損させてしまった」
「自宅のベランダから誤って転落し、入院することになった」
「工作中にハサミを使用し、誤って指を切って通院することになった」…
お子さまがいれば、どれも発生する可能性が0ではない事故ばかりだと思います。
障害特性によっては「物につまずいて転んで怪我をしてしまう」「かんしゃくを起こして暴れてしてしまい、友達に怪我をさせてしまう」などの心配ごとがある方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
万が一のことがあった場合も、お子さまの障害特性と丁寧に向き合ってくれるスタッフが対応してくれるので諦めずに相談をすることができます。
ぜんちのあんしん保険・こども傷害保険の加入条件と内容
ぜんち共済株式会社の保険は現在大きく2種類に分かれます。
ぜんちのこども傷害保険は、怪我、第三者への賠償、被害事故の際の弁護士費用の補償に限定したお手軽な保険です。ぜんちのあんしん保険は、上記に病気の保障を加えた総合的な保険です。
詳細は以下にまとめます。
■ぜんちのこども傷害保険
加入条件:満5歳~満18歳、特別支援教育を必要とされる方
保障内容:
・東京海上日動の示談交渉サービス付き個人賠償責任保険金
(第三者に怪我をさせたり、第三者の物を壊してしまったりした場合)
・権利擁護費用保険金
(被害事故が生じた際の法律相談、弁護士委任、弁護士接見を依頼した場合)
・傷害入院保険金
(不慮の事故により怪我を負い、国内の病院に入院した場合)
・傷害通院保険金
(不慮の事故により怪我を負い、国内の病院に通院した場合)
・傷害手術保険金
(傷害入院保険金が支払われている場合で、入院中に公的医療機関によって保険給付の対象となる手術を受けた場合)
・傷害死亡保険金
(不慮の事故により怪我を負い、180日以内にお亡くなりになった場合)
・特定重度障害保険金
(不慮の事故により怪我を負い、180日以内に特定重度障害状態になった場合)
保険料:月払410円(初回4,910円)/年払8,900円
■ぜんちのあんしん保険
加入条件:
満5歳~満64歳もしくは満5歳~満74歳(プランにより異なる)、
知的障害・発達障害・ダウン症・てんかんのある本人とご家族・ご親族
もしくはぜんち共済が認める方、ぜんち共済が認める団体・施設・企業に所属している職員とそのご家族
保障内容:
・東京海上日動の示談交渉サービス付き個人賠償責任保険金
(第三者に怪我をさせたり、第三者の物を壊してしまったりした場合)
・権利擁護費用保険金
(被害事故が生じた際の法律相談、弁護士委任、弁護士接見を依頼した場合)
・傷害通院保険金
(不慮の事故により怪我を負い、国内の病院に通院した場合)
・入院保険金
(不慮の事故による怪我や病気で国内の病院に入院した場合)
・特定疾病入院保険金
(てんかんなど特定疾病で国内の病院に入院した場合)
・入院一時金
(入院保険金が支払われた場合)
・手術保険金
(1泊2日以上の入院中に公的医療機関によって保険給付の対象となる手術を受けた場合)
・特定重度障害保険金 (不慮の事故により怪我を負い、180日以内に特定重度障害状態になった場合)
・特定疾病死亡保険金
(てんかんなど特定疾病によってお亡くなりになった場合)
・死亡保険金
(病気や怪我でお亡くなりになった場合)
保険料:月払1,300円(初回5,800円)~/年払18,500円~ (プランにより異なる)
(※2019年12月時の情報です。加入検討をされる際はぜんち共済株式会社のHPより最新の情報を確認してください。HP:https://z-kyosai.com/)
ともに助け、ともに生きる。不測の事態に備える安心
冒頭で述べた通り、保険会社によっては障害特性ゆえのトラブルが理解されず、保険が適応されないというケースがあると言います。
どれだけお子さんの安全を確保しても、行動を注意深く見ていても、不測の事態はある日突然やってくるかもしれません。周りの大人たちで子どもを守る、といってもずっとそればかりを考えていては疲弊してしまい、いつか気が緩んでしまうことも出てくるかもしれません。
お子さんが元気に楽しく健康に、そして周りの大人も必要以上に気を張らずに生活できるように、もしもの備えをしておくことも一つの手段として考えてみるのもおすすめです。
ぜんちのあんしん保険・こども傷害保険
ぜんち共済株式会社HP:https://z-kyosai.com/
※ご加入・ご相談は上記URLのぜんち共済株式会社までお願いします。
2000年7月に相互扶助の精神に基づいて、全国の知的障がい者とその関係者の方を対象として福利厚生制度を行うために設立された全国知的障害者共済会を前身としています。一人でも多くの知的障がい・発達障がいのある方が、今後も幸せで平穏な生活を送れることを願い、「ぜんち共済株式会社」が新たな株式会社として誕生しました。(ぜんち共済株式会社HP「設立経緯」より引用)