音楽の力で達成感や充実感を。スタジオそら用賀の音楽イベントを紹介！

　夏休みや冬休みなどの長期休暇期間中、スタジオそらではニーズに合わせた様々なイベントを企画しています。今回はスタジオそら用賀で行っている、音楽療育を取り入れた音楽イベントを紹介します。

　スタジオそら用賀の音楽イベントでは、イベントごとに参加するお子さまに合わせた目標設定をしています。音楽に合わせて身体を動かしたり、楽器を鳴らしたり、ゲームをしたり、様々なプログラムの中で、お子さまは表情が次第に笑顔になり、いろいろな楽器に自ら手をのばしたり、お友達と楽器交換をしたりと積極的に参加する様子が見られます。

　音楽を通して継続的に関わることで、普段の療育では得られない達成感や充実感を味わったり、自然と人との関わりが生まれたりする、そういったきっかけ作りの場を提供しています。

お友達や発達支援療育士との関わることに苦手意識があったお子さまが、療育士と一緒に楽器を鳴らすことを通して、自ら人と関わりを持とうと療育士の名前を呼んだり、話しかけたりする事がありました。また、集団の中でリーダー的役割を得たことで、活動以外の場面でも笑顔が増え、前向きに日常生活を送れるようになるお子さまもいます。

　皆様も普段、街中で聴いた音楽を聴いて昔の思い出が蘇ったり、好きな音楽を聴いて気持ちが和らいだり、クリスマスソングを聴いてわくわくしてなんだか踊り出したくなったりした経験はありませんか？そのような経験をイベント内で意図的に作り出し、その状況の中で人と関わる楽しさを感じてほしい、そんな思いでプログラム作成を行っています。

音楽に触れながら子どもの発達支援や学習支援だけでなく、病気や怪我等のリハビリ、心のケア、リラクゼーション、緩和ケア、余暇活動の提案など様々なニーズに合わせて活動を行うことで、より良い生活を過ごすきっかけを作りたいと思っています。