ご紹介/tanQ株式会社・受け身の学習から、自らトライ&エラーを繰り返せる学習スタイルへ
2018.03.10(この記事は、外部団体・企業で行われる取り組みのご紹介となります。内容の詳細についてのお問合せは、下部に記載する団体・企業へご連絡ください。)
子どもの知りたい!を引き出すことで主体的な学びを提供するtanQ株式会社の森本佑紀さんから学びのご提案!
探究型学習は子どもを成長させます
子どもの中には集団で学ぶのが得意でない子がいます。自分が答えようと思ったのにあててもらえなかった、自分と合わないスピードで授業が進んでしまうなど、集団に合わない理由は様々です。
その中には、自分が没頭したことに対して非常に力を発揮する子どもが実はとても多くいるんです。そのような子どもたちは特に、日常の中に好奇心たっぷりの学びの時間を設ける方が成長できるはずだと思っています。私たちtanQでの学びはその日常の好奇心を学びに繋げる力をつける第一歩にしてもらいたいです。
知的好奇心で苦手に挑戦!
日常の好奇心を引き出すためには、お母さんが先生代わりになる必要は全くありません。子どもが疑問に感じたことを、同じフィールドに立って一緒に考えていくことが大切です。
tanQfaily(探究型通信教材)をご利用いただいている保護者の中で、文字や絵を書くのが嫌いな子どもにどうやって教えるか悩んでいらっしゃる方がいました。ある時、毒性生物というテーマで授業をしている中で身の回りにいる毒性生物をみんなで図鑑にすることになりました。すると、お子さんが資料をたくさん書いて送ってきてくれたのです。
それは字を書きたいのではなく、自分が毒性生物についてこんなに調べたよと知ってほしいという目的があったんです。自分の思いを伝えたいという目的があることで、苦手な文字でも自ら挑戦できました。
子どもと個別に向き合う
一人ひとりの声のかけ方や好きなもの、認知のパターンは異なります。
40人を一度にみている学校で配慮をするのは限界があります。子どもにきちんと目を向けてあげられるのは、やはり学校ではなく家庭や地域など、個別対応をしてくれる場所です。子どもたち自身が何に興味があって、どんな学びをして、どういう人生になるのか…。一人ひとりに合った学習の仕方を子どもの周りでサポートすることが大切だと思います。
将来に繋がる学びをしよう!
子どもたちはやがて大人になり、社会にでることになります。これからの時代「受け身の業務スタイル」だと戦っていけなくなると思っています。自ら仕事を探し、生み出すことが重要です。子どもの頃から自ら学ぶスタイルを身につけることで、将来を生きる力となると考えています。
家庭での会話も子どもから「きいて!こんなのあったよ!」と話しかけられたら、同じ目線で話をし、知的好奇心をぜひ育んでみてくださいね。