発達障害や特性がある方の日常生活をサポートするアイテム6選
2022.08.08発達障害の特性の中には、サポートグッズを取り入れることでその困りごとを解消・軽減できるものがいくつかあり、またそういったグッズを豊富に取り扱ってる店舗もいくつかあります。ここでは、そういった日常生活をサポートするアイテムを6つ、販売店を5つ紹介します。
センサリーツール
センサリーツールは、感覚を刺激することで感覚に対する欲求に応え、集中できたり安心できたりし、落ち着いて行動できるようにするためのグッズです。代表的なものに、にぎる・噛む・触るなどの感覚を満たすおもちゃや、重みのあるクッションなどがあります。個々の特性に合わせて使い分けることが大切です。
具体的なグッズとして、椅子をガタガタさせてしまうなどの感覚には
・「ふみおくん」(https://www.tiotoss.jp/products/detail.php?product_id=3790)
・バランスディスク(https://amzn.asia/d/eEJSdKh)
・人工芝(https://amzn.asia/d/h2gLwYo)
など、専用のものだけでなく、類似の感覚を得られるものを代用することも可能です。お子さんが求める感覚に合った感覚が得られるかどうか、という点で選択できると良いでしょう。
イヤーマフ
主に聴覚過敏のあるお子さまは、日常の様々な音に不快感を感じている場合があります。お子さんが不快に感じている音がどの程度の音なのかによって選択する必要がありますが、イヤーマフ、耳栓、ノイズキャンセリング機能のあるイヤホンなどを活用することで不快感を軽減できる可能性があります。
また様々な音によって注意がそれやすいお子さんにも高い効果を発揮する場合が多いです。
完全に音を遮断してしまうものもありますが、周囲の音や声が全く聞こえなくなる可能性もあるため使用する際は危険がないか注意が必要です。
絵カード
見通しを持つことが苦手なお子さんや、やるべきことを覚えておく、優先順位をつけて行動することが苦手なお子さんに対しては絵カードが有効です。日常に則したカードの作成が必要だったり、カードと行動(物)の認識をお子さんの中で一致させる必要があったりと、準備が少し大変な側面もありますが、発達支援の現場では必ず取り入れられているといっていいほど、多くのお子さんに効果を発揮します。
絵カードには、お子さん自身が安心して過ごせるようになるほか、「次はこれやってね」と大人からの声かけをしなければならない大変さを軽減させる効果もあります。
専用の物を購入するほか、紙に印刷してラミネートするなど、自作することも可能です。
様々な視覚刺激をカットする視野を狭くする眼鏡
目の前のことに集中したいのに、見える様々な物に注意がそれてしまう場合には、視界を狭くするというのも1つの手段です。眼鏡の左右部分の視界を遮ることで、目の前のことに集中しやすく、注意のそれやすさを軽減できる可能性があります。
・「どこでもパーテーション携帯(メガネ)版」https://www.addplus.jp/product/318
本やプリントなど、読んでいるところを明確にするリーディングルーペ
読字に困難さがあるお子さまの中には、どこを読んでいたか分からなくなってしまったり、行間の狭さから読みにくさを感じ疲れやすかったりする場合があります。注目したい1行のみに色付けをすることができるリーディングルーペを使うことで、その部分だけに集中でき、間違いや疲れを軽減できる可能性があります。
見た目では分かりにくい困難さを伝えるヘルプマーク
ヘルプマークとは、見た目では分かりにくい困難さがあり、配慮が必要な場合がある人のためのマークです。もちろん発達障害やその疑いのあるお子さんが付けることも可能です。
電車やスーパーなど、街中で目立つ行動を取ってしまう場合には周囲から注目を受けてしまう場合がありますが、ヘルプマークをつけているだけで「何か事情がある」ということを知らせることができる可能性があります。
ヘルプマークのもらい方や使い方についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご確認ください。
発達障害や特性がある方をサポートするアイテムを扱う店舗
自閉症の絵カード等支援グッズの通販【アドプラス】https://www.addplus.jp/
-自閉症・発達障害の方たちのための支援グッズを販売
tobiraco(トビラコ)
https://tobiraco.co.jp/
「道具で発達を応援」発達に課題を抱えた子どものために開発された道具を扱っています。(WEBサイトより引用)
KANKAKU FACTRY
https://kankakufactory.com/
-感覚過敏の課題解決を目指す感覚敏過敏研究所のオンラインストア。(WEBサイトより引用)
TOSSオリジナル教材
https://www.tiotoss.jp/products/list.php?category_id=100
-授業や学級経営に役立つ教材・教具の通販サイト。「特別支援教材」カテゴリー内で支援教材の取り扱いがあります。オリジナルのセンサリーツールを開発されています。学校などの施設向け販売サイトですが個人での利用も可能です。
チャイルドショップ
https://childshop.jp/product/category/361/
-幼稚園・保育園・こども園のためのWEB通販サイト。「マスセット 特別支援教育教材」カテゴリー内で支援教材の取り扱いがあります。園など施設向け販売サイトですが個人での利用も可能です。






