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特集

発達障害療育研究所が日本ストレスマネジメント学会にて研究発表・市民公開講座を行いました

2023.08.14

7/29(土)および7/30(日)にて、日本ストレスマネジメント学会第21回学術大会・研修会「しなやかに生きるストレスマネジメント」(桜美林大学新宿キャンパス)が開催され、アース・キッズ株式会社 発達障害療育研究所(以下、研究所)として参加しました。

日本ストレスマネジメント学会は、教育・臨床・福祉・産業・健康増進分野等の諸分野におけるストレスマネジメントの正しい普及、教育および研究を促進することを目的として活動しています。(日本ストレスマネジメント学会HPより抜粋)

第21回学術大会1日目の7/29(土)には、ポスター発表会がありました。研究所からは、「児童発達支援事業および放課後等デイサービスの貢献と課題―子どもと保護者のストレスに焦点を当てた展望―」をテーマに、児童発達支援や放課後等デイサービスが、療育によるスキルの獲得のみならず、子どもや保護者の心理的ストレスの低減に関連があることを検討した研究発表をいたしました。

2日目の7/30(日)には、市民公開講座「『行動』に着目した子育てのポイントと家庭でできる子育て支援―未就学~中学生の子どもをもつ保護者と支援者に向けて―」を実施いたしました。

研究所の顧問である小関先生および研究員、スタジオそらの発達支援療育士2名のチームで講座を担当いたしました。

講座は3部構成で、「行動に着目した子育てのポイント」「親子でできるストレスマネジメント」「おうち療育」のご紹介をいたしました。

「行動に着目した子育てのポイント」では、【ほめると叱る、どっちが効果的?】【行動の「前後」に着目しよう】【「できる」を引き出す関わり方】について、実践例を交えながら紹介しました。

「親子でできるストレスマネジメント」では、深呼吸およびゆっくり身体を動かすことをポイントにしたマインドフルネスを紹介し、マインドフルネスの体験およびお子さんと一緒に行う方法を会場のみなさんと一緒に実践しました。

「おうち療育」では、スタジオそらが出版した書籍『おうち療育メソッド』のプログラムを、発達支援療育士2名の実演(ロールプレイ)を用いながら、ご家庭での活用方法とポイントをわかりやすくご紹介しました。

 

 今後も、発達障害療育研究所は、スタジオそら内だけでなく、外部への発信を促進していくとともに、支援を必要とされている方や社会全体に情報が届くよう、尽力いたします。

発達障害療育研究所

スタジオそらに所属する言語学博士、言語聴覚士、臨床心理士など、様々な分野の専門家が集まる研究所です。発達障害を中心に、関連の情報を分かりやすく解説します。

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