スタジオそら都立大学スタッフの発達支援療育への想い
2024.12.09「子どもたちのために。以上。」を理念に掲げ、日々子どもたちのことを考え、寄り添いながら発達支援療育を行うスタジオそら。今回はスタジオそら都立大学で発達支援療育を行うスタッフに、療育に対する想いを聞きました。
子どもたちが「できた!楽しい!」と実感できる療育
9月に新規オープンした都立大学スタジオでは、通所してくれる子どもたち1人ひとりのアセスメントをとり、課題や目標にしっかり向き合う発達療育を提供できるよう心がけています。
発達状況や課題、興味関心に合わせて療育プログラムを立案し、子どもたちの可能性を広げていけるようスモールステップを大切にし、小さな「できた!」が、大きな「できた!」に繋がれば良いなと思っています。
特に心がけていることは、子どもたちからの「もう1回やりたい」「次はもっと難しいことにチャレンジしたい」など次のステップに繋がる、やる気を引き出せるような言葉がけを意識することです。
スタジオそらで活動を通じて、ジャンプができるようになった、前転ができるようになった、キャッチボールができるようになったなど、子どもたちが「できた!」と笑顔と笑顔を見せる瞬間は、スタッフにとっても大きな喜びに繋がっています。
諦めずにチャレンジする楽しさ・喜びを一緒に分かち合いたい!
ある日の療育で、縄跳びの前跳びに挑戦しているお子さんとのエピソード。そのお子さんは、縄を回すタイミングとジャンプのタイミングがなかなか合わず、上手く跳ぶことができずに苦戦している様子でした。
見本をみせたり、縄を回す練習をしたり、両足をそろえてジャンプをする練習をしたり、段階を踏んで行い、良かったポイントや取り組む姿勢が素晴らしいことを声かけしながら活動を行っていると、「もう1回やる」「もう少しで跳べそう」と本人も何度も諦めずに挑戦してくれていました。
初めて前跳びを跳ぶことができた時の笑顔はとても輝いていて、2人でたくさん喜びました。
…このような、「諦めずに頑張ったらできた!」という体験をたくさんしてもらいたいと日々思い療育を行っています。
スタジオそらに来ると楽しい時間が始まる!とワクワクした気持ちで来てもらえるよう、これからも子どもたちの笑顔溢れる時間を作っていきたいです。
また、保護者の方の困りごとや悩みごとにも心身に向き合い、子どもや保護者の方にとってより良い未来へ向かっていけるように一緒に考え、支援していけたらと考えています。
子どもたちにとっても、保護者の方にとっても安心できる心地の良いスタジオをつくれるように努めてまいります。