
スタジオそら幡ヶ谷「自主活動」での様子をレポート
2025.02.10スタジオそらでは2024年6月より一部のサービス提供方法が新しくなっています。新たに導入した「自主活動」での様子をスタジオそら幡ヶ谷がレポートしてくれました。
お友達に喜んでもらいたい!
新たにスタートした自主活動では、個別療育だけでは見えなかったお友達との関わりがみられる場面が増えました。
ピクミンが大好きなAくん。最近は自主活動でピクミンの塗り絵にはまっています。
ある日、赤ピクミン、青ピクミン、黄ピクミンの塗り絵をしていると、自主活動に入っていた先生が赤ピクミンを折り紙で折ってくれました。
その折り紙がすっかり気に入ったAくん。3色のピクミンを揃えたいAくんは、先生に「青ピクミン!」「黄ピクミン!」と他のピクミンを折って欲しいと訴えますが、その先生は次の活動に向けてその場を離れる必要があったため「今日はこれでお終いだよ」と言われてしまいます。それなら…とAくんは他の先生にも、「青ピクミン!」「黄ピクミン!」と、折ってほしいことを伝えます。
それを見ていたBくん。Bくんは工作や折り紙がとても得意です。Aくんが折ってほしいと伝えている様子を見て「ぼくが折ってあげる!」と青ピクミンと黄ピクミンを折って、Aくんに渡しました。
Aくんは「ありがとー」と満面の笑み。それを見てBくんもとても嬉しそうにしている様子がありました。
Aくんを気にかけてくれたBくん。Bくんに折り紙を折ってもらって笑顔のAくん。Aくんに感謝されてBくんも笑顔。それを見ていた先生も思わず「すごく素敵な空間!」と、とても幸せな気持ちになりました。
優しいやり取りがたくさん生まれています
その他にも、字を書くのは苦手だけれど、一緒に自主活動をしていたお友達にお手紙を書いたお子さん、下の学年のお友達と上手におままごとをしてくれたお子さん(後日公園で会った時にも声をかけたそうです!)など…。
自主活動が始まった時は、スタジオそらのスタッフも初めての試みで不安でいっぱいでしたが、子どもたちはそんな私たちの不安を吹き飛ばしてくれるような、素敵な一面をたくさん見せてくれます。
これからも自主活動で、個別療育とは違ったお子さんの良さをたくさん発見していきたいと思います。