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スタジオそら品川戸越の成長事例

2025.10.13

 発達が気になるお子さまに対する発達支援療育を行うスタジオそら。今回はスタジオそら品川戸越に通所されているお子さんの実際の成長事例を紹介します。

ご通所前のお子さまの状況

 とても元気で活発な年長さん。失敗が苦手で、「できるかな」の不安から新しいことにチャレンジが難しく、出来ることがなかなか増えない…ということが課題とのことでした。

通所開始時の様子

 まずはスタジオそらに慣れて、楽しく通えるように。そしてスタジオそらの先生と仲良くなって少しずつ色々な活動ができるように支援計画を作り、通所がはじまりました。

 活発でお話が上手なお子さんだったので、すぐに先生たちとも仲良くなり、笑顔で活動することができるようになりました。

初めの方は、療育士が提示したプログラムを遂行することが難しく、本人がやりたいことをやりながら、一つでも提示したものができたら沢山ほめていました。沢山ほめて、ほめて、ほめて、少しずつ自信がついていったことによって、また新しいことにも取り組めるようになっていきました。

大縄ができるようになった!

 「できた!」が増えるように・園でも沢山活動ができるようにを目標に、新しい支援計画では【大縄で回旋跳びができるようになる】を設定しました。一つでも「できた!」を増やし、「やってみたらできるじゃん!」が増えていって、自分に自信がついたり、新しいものにも少しずつ挑戦できたりしたらいいな、と思いながら支援計画に沿って活動をスタート。

 縄跳びも、最初は縄跳びを出すだけでやりたくなくてその場からいなくなる…なんてこともありました。そのため縄を出さずに、新聞紙の棒が上に来たらしゃがむ、下に来たらジャンプする、そんな所からのスタートでした。

少しずつ縄を出しても大丈夫になってきたら、今度は縄をヘビに見立てて、ジャンプで避ける遊びで練習を。

少しずつ縄にも慣れてきて、少し頑張ればできそう!と難易度を少し上げて、ヘビを横揺れさせると、またその場からいなくなる…。そんな「できた」「いなくなる」「できた」「いなくなる」の繰り返しの日々。

取り組めたことを褒めて、大きくジャンプできたことを褒めて、両足跳びができたことを褒めて、と繰り返していくうちにいつの間にか回旋跳びにもチャレンジできるように!

この頃には、一回引っかかってももう大丈夫。お子さんの方から「もう1回!」と言えるようになっていました。支援計画が更新される6か月後には、自信を持って跳べるようになり、「今日は100回跳びたい!」と言うほどに。

そして、大縄だけではなく、自分の名前を書いたり、新しい遊びにチャレンジしたりと、色々な活動に積極的に取り組むこともできるようになっていました。

 

 小学生になることを期に退会をされてしまい、発達支援療育士としてはランドセル姿を見たかった、小学生楽しんでいるかな…と思っていますが、それと同時に、いろんなことにチャレンジできるようになったから大丈夫!と信じています。

日常生活や学校生活で必要な全てのスキルを教える!ということはできませんが、子どもたちが何かのきっかけから「わたしってやればできるかも!」という気持ちを持って、色々な場所で笑顔で生活していけるように、これからも発達支援をしていきたいと思います。

スタジオそら品川戸越

児童発達支援・放課後等デイサービスのスタジオそら品川戸越です。発達支援療育や、イベントなどの情報をお届けします。また、子どもたちの成長事例や作品など、活動の報告などを行います。

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